2024年11月30日土曜日

Scene Converter

11月28日にリリースされたModo 17.1を最後に、20年続いたModoの開発が終了いたしました。非常に残念ですが、Modo 17.1が最終リリースとなります。このような状況になり、長い間Modoを使ってくださっているユーザーのみなさまには、大変申し訳なく思っております。Foundry社からはこの先10年使用可能なノードロックライセンスが配布されてますので、まだまだ使用していただくことができます。

ModoのLXO形式で保存したシーンファイルを他のファイル形式に一括して変換できないだろうかという要望がMJGさん経由でありましたので、ハードディスクに保存したシーンファイルを他の形式に一括して変換するPythonスクリプト(SceneConverter)を作ってみました。

このPythonスクリプトは、Modoのコマンドとして実装しており、あるフォルダ(Source Folder)の下層フォルダにある指定した形式のシーンファイルを保存先フォルダ(Destination Folder)に同じ階層構造で指定したシーンファイル形式で保存します。変換したシーンファイルのリストをログテキストとして保存したり、元のシーンが参照している画像ファイルを保存先フォルダにコピーするオプションがあります。変換時のエラーはModoのイベントログとこのログテキストにも出力しています。

なお、このスクリプトはPython3で記述していますので、Modo 16.0以前のバージョンを使用されている方は、初期設定パネルのPythonのバージョンをPython3に設定する必要があります。Pythonスクリプトですので自由に改変して使っていただけると思います。変換形式は、Modo、FBX、Alembic、COLLADA、USD、LWOが選択可能ですが、Modoでサポートされている他の形式も追加することができます。

MJGさんのブログでも使い方を詳しく紹介していただいていますので、ご興味のある方はそちらもご覧ください。