v1.3をリリースいたしました。このバージョンではSmooth Brushというオペレータを追加しています。メッシュの頂点をスカルプティングのようなブラシ操作で平滑化する機能です。LMBを押しながらメッシュ上をドラッグするとマゼンダ色の円の中にある頂点の座標位置が平滑化されていきます。ブラシのサイズはRMBで調整、平滑化の強さはSmooth Strengthで調整することができます。
また、このSmooth Brushの機能はSoft Drag使用時に使う事ができます。Shiftキーを押しながらLMBでドラッグするとソフトドラッグの代わりに頂点の平滑化を行う事ができます。
YT-ToolsはPythonで実装されているためパフォーマンスの問題は今後の課題です。
v1.3では、その他下記のような変更を行なっています。
- SelectionSetsにReplaceボタンを追加
- WorkplaneにSet to 3D Cursor and Rotationを追加
- Display Infoで新しいシーンを読んだ後に選択情報が更新されないバグを修正
- MergeとLoopSliceにもシンメトリーの初期値を追加
- AddLoopとPolygonSlice終了後にAdjustLastOperationパネル(左下のプロパティパネル)が表示されるように修正
- Randomize Transformが動かなくなってしまう問題を解決
Set to 3D Cursor and Rotationは、作業平面で選択エレメントから計算した位置情報と回転マトリクスをTransform Pivot PositionとOrientationのCursorが参照するLocationとRotationに設定する機能です。v1.2ではカスタムOrientationに設定するSet to Transform Orientationsを追加しましたが、今回はこれを3D Cursorに追加するコマンドを用意いたしました。
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