- スナップトグルキー
- スナッピングパレット
- デフォルトスナップツール
- 1Dスナッピング
- 固定スナップ
スナップトグルキーは、スナッピングのオンとオフを切り替えるためのキーです。modo 401では、スナッピングのプルダウンメニューにあった有効ボタンと同じ機能ですが、使う状況によって動作が異なります。このトグルキーはグローバルなXキーに割り付けられていますので、modo 401までデフォルトであった押し出しツールは、SHIFT-Xに変更されました。Xキーを普通に押すとスナッピングの状態のオン・オフが切り替わります。グリッドスナップやジオメトリスナップなどを起動して、マウスボタンを押しながらXキーを押すとXキーを押している間だけスナッピング状態が切り替わります。modo 501では、スナッピングのデフォルト値はオフですので、必要なときにXキーを押すとスナッピングが効くようになります。
ペンツール、グリッドスナップはオフ |
マウスをドラッグ中にXキーを押した時だけスナップが有効になる |
modo 401までは、スナッピングに関する設定が初期設定パネルなどいろいろな場所に分散されていましたので少し分かりにくい場合がありました。modo 501では、F11キーもしくはツールプロパティのスナッピングボタンを押すとスナッピングに関係するアトリビュートを並べたポップオーバーが表示されます。グリッドやジオメトリスナッピングなどもここから呼び出せます。
スナッピングパレット |
このスナッピングパレットに、デフォルトスナップツールという項目があります。これは移動ツールやペンツールなどメインツールを起動したときに自動的にツールパイプにスナップツールを追加する機能です。例えば、グリッドスナップを頻繁に使う作業があったとき、通常はグリッドスナップツールとメインツールを別々に起動したり、ツールプリセットを作って使う必要がありました。modo 501では、Xキーを押したときだけスナップが働くのでよく使うスナップツールをここに登録しておけば、必要な時にいつでもスナップが使えるようになります。デフォルトのデフォルトスナップは、最後に使用したスナップツールです。もし、modo 401と同じフローで使いたい場合はここを「なし」設定して置くことができます。
1Dスナッピングは、ジオメトリスナッピングの一機能でツールの軸ハンドルを使用した時にのみ働く機能です。通常、ジオメトリスナッピングはマウスボタンを押しながらエレメントが置かれているマウスの位置を他のエレメントの位置に吸着させる機能です。これはツールハンドルを使っているときは全く機能していませんでした。1Dスナッピングは移動ツールなどの軸ハンドルをドラッグしたときにその軸方向の延長線上と他のエレメントが置かれている平面が交差するポイントに吸着が行われます。ちょうどガイドをつかってエレメントを整列させるような作業を自動的に行う事ができます。
軸ハンドルをドラッグすると破線上にハンドルがスナップ |
modo 501のジオメトリスナッピングは、二段階のスナッピング範囲を持っています。初期設定の入力>作業平面に定義されている外側範囲と内側範囲です。移動中のマウス位置があるスナッピング対象エレメントの外側範囲に入ると候補位置がハイライト表示され、内側範囲に入ると実際にスナッピングが行われます。これは非常に便利でスマートな機能なのですが、他のツールのスナップのように移動中のマウス位置が必ず最も近いスナップ位置に吸着して欲しいというリクエストもありました。これを有効にするとスナッピングは近傍の頂点に強力にスナップします。
こんにちは。
返信削除いつもお世話になっています。
ブログを始められたんですね。^^
いろいろと勉強させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。
hibiさん、こんにちは。
返信削除modo 501の機能紹介の記事は、Marsさんのブログを借りて書いていたのですが、技術的な情報は自分のブログで書くことにしました。まだ、ブログソフトを使いこなせていないので、デザインはほとんどデフォルトのままです。^_^;