また、ユーザーインターフェイスに関する改善点としてSculpt HUDを使用した3Dビュー上のユーザーインターフェイスがあります。ちなみにHUDはヘッドアップディスプレイの略で文字情報などが眼前に表示されるヘルメットやゴーグルなどから起因しています。最近だとグーグルグラスでしょうか。このSculpt HUDは、スカルプティングツールを起動すると同時に画面上に表示され、サブディビジョンレベルやマルチレゾリューションのオンオフの切り替えを画面上で行う事が可能です。パネルは半透明で表示されますので作業の邪魔にはならないと思いますが、左上のSculpt HUDボタンを押して手動で表示・非表示を切り替えることができます。
Modo 701では、マスク機能もサポートされています。通常、スカルプトしたくない場所を指定する場合は、対象となるポリゴンを非表示にしたり、ロックしてスカルプトツールが編集できないようにすることがいままでの方法ですが、マスク機能を使うと編集したくない場所をマイクロポリゴンのポイント単位でウェイトとして指定することが可能です。マスクの指定は、スカルプトツールメニューバーのMaskにあるツールを使ってペイントしたり、コマンドで操作することが可能です。Bake Falloffはマイクロポリゴンのポイントに対して指定したディスプレースメントの値もしくはマスクの値を数値で設定するコマンドです。Lassoなどのフォールオフを使用して値を設定する領域を限定することが可能です。
ディスプレースメントマップを適用したメッシュ
マルチレゾリューションメッシュに変換後
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。