YT-Toolsのバージョン1.1では、ベンドツールの他に選択した頂点の座標値の成分を指定した値にセットしたり、全体をセンタリングするオペレータを追加いたしました。
選択した頂点のX/Y/Z座標値をしてした値に揃える操作は、サイドバーのItemにあるTransformで値を揃える事ができると思ったのですが、値を入力すると相対的に選択した頂点の成分値がシフトしてしまい、値を揃える事ができませんでした。おそらくBlender流の標準的な良い方法があるのだと思うのですが、見つけられなかったので実装してしまいました。
Set Positionsは、頂点を選択した状態で起動すると実行パネルが表示され、変更を行うX/Y/Zのトグルボタンと入力値を表示します。このデフォルト値は、最後にクリックしたアクティブエレメントの頂点座標値が設定されます。投げ縄などで一括して選択した場合は、選択されている頂点の平均値が設定されます。たとえば、Y軸の値だけをある頂点の位置に揃えたい場合は、そろえたい頂点を先に投げ縄などで選択してから、SHIFTキーを押して基準となる頂点を最後に選択するとその頂点の値がデフォルト値になります。選択した頂点の平均値に値を揃えたい場合は、投げ縄などで一括選択すると選択された頂点の座標値の平均値がデフォルト値に設定されます。ちょっとした事ですが、覚えておくと設定値を手動で入力する一手間を減らす事ができます。
Center Positionsは、選択した頂点のバウンディングボックスを計算し、トグルボタンで指定したX/Y/Zの軸方向に限定して、バウンディングボックスの中心位置が原点に来るように移動します。Set PositionsもCenter PositionsもこのX/Y/Zのトグルボタンが縦並びになっていて、ちょっとダサいのです。横並びにする方法が見つかったら将来のバージョンで変更しておきます。
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