modoのショートカットは、システムメニューにあるInput Remapping(入力編集)でカスタマイズすることが可能です。modoの入力編集がユニークなのは、同じキーでも条件に応じて実行させるコマンドを別に設定できる点にあります。
たとえばContext(コンテキスト)には、Item(アイテム)モードとComponent(コンポーネント)モードがあり、Itemモードで設定したショートカットは選択がアイテムの時にだけ実行され、Componentモードで設定したキーは、頂点、エッジ、ポリゴン、マテリアルの選択モードでのみ実行されます。デフォルトの状態で設定されているショートカットはグローバルなショートカットキーです。
ポリゴンベベルを実行しているときにだけ有効なショートカットを設定するには、Edit(編集)モードをTool(ツール)に設定します。そして、Tool(ツール)のポップアップをPolygon Bevel(ポリゴンベベル)に指定します。ここでは、Gキーに下記のコマンドを設定します。
tool.attr poly.bevel group value:?
上記のコマンドは、ポリゴンベベルを実行中にGroup(グループ化)ボタンを押すと、Command History(コマンド履歴)に表示されますので、それをコピペして使います。最後の?の文字は、Command Historyではtrueもしくfalseで表示されています。これを?にすることによって、trueの時はfalseに、falseの時はtrueに切り替えるトグルコマンドを設定することが可能です。トグルが使えるのはアトリビュートの種類が論理値の場合だけです。
これでポリゴンベベルを実行中にGキーを押すとGroupのオンオフを切り替えることができるようになりました。ポリゴンベベルを起動していないときは、グローバルキーに設定されているビューポートのGoToコマンドが実行されます。
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