YT-Tools for Blender v1.7では、外部クリップボードも更新しています。以前は一つのアクティブメッシュのポリゴンだけがクリップボードにコピーされていましたが、v1.7では全ての選択されているメッシュオブジェクト(アイテム)が同時にすべてコピーされるように改良いたしました。クリップボードには、オブジェクトごとにメッシュ情報が保存されています。Pasteを実行すると現在アクティブになっているメッシュオブジェクトにクリップボードに保存されている全てのオブジェクトのメッシュが貼り付けられます。New Object from Clipboardを実行した場合は、クリップボードに保存されているオブジェクトごとに新しいメッシュオブジェクトが新しく作られ、個別にメッシュが読み込まれます。
また、せっかく汎用的な外部クリップボードの仕組みを作りましたので、LightWave Modelerで動作する外部クリップボードを作ってみました。20年ぶりにLightWaveのプラグインを作ってみましたが、なんとか動作するものを作ることができたみたいです\(^^)/。今回はPythonを使ってCommandSequenceクラスのプラグインを作ってみましたが、Modelerに関してはGlobal Service関数の使い方はそれほど変わっていないので安心しました。ただし、サーフェイスの扱いがノードベースになっていたので従来のLWTextureFuncsからUVマップやテクスチャ画像の情報を取り出すことができませんでした。また、使用できる環境がLightWave 2024だったので、サポートされているPythonのバージョンは2.7です。LightWave 2025では、Python 3.13になったようなので、新しいバージョンで動作するかどうかはまだ確認していません。
今回はなんとなくノリで作ってしまいましたが、LightWave版の外部クリップボードに対する需要があるかどうかノーアイディアです。もし需要があるようでしたら、Layout版の開発なども考えてみたいと思います。リクエストなどフィードバックはこちらのフォームからお願いいたします。