2026年1月24日土曜日

Attribute Manager for Blender

Attribute Manager for Blenderの販売をGumroadオンラインストアで開始いたしました。Attribute Managerは、メッシュの頂点、エッジ、ポリゴンの座標値や様々な属性をスプレッドシートインターフェイス上で編集するためのBlenderのアドオンです。頂点座標値やウェイト値などを正確に設定したり、同じ値をその他のエレメントに一括して編集することができます。また、メッシュのエレメントだけでなく、オブジェクトのトランスフォームや可視性などの属性やカメラやライトなどの固有の属性も編集することができます。

このツールの構想と開発は昨年から進めていたのですが、今回ようやくリリースすることができました。

発売記念セールとしてAttribute Manager for Blenderを$5オフの$15で購入できるクーポンをご用意させていただきました。下記のクーポンコードを会計時に入力していただくか、クーポンコード適応済みのリンクから$15で購入していただけます。クーポンの有効期限は2月28日までです。よろしくお願いいたします。🙇

Coupon code: CTRX7JT

使い方はシンプルでサイドバーからAttribute Managerのタブを選択し、頂点やエッジを選択してから、Correct Selectedボタンを押すと編集テーブルに選択したエレメントが読み込まれます。編集したい属性のトグルボタンをオンにすると項目がテーブルの横軸に追加されますので、あとは各セルのデータを変更すればリアルタイムでシーン上の値が更新されます。

指定したセルと同じ値を他の行の要素の値に設定するには、元となるセルの行を選択し(青色で表示されます)、パネル左下のプルダウンからコピーしたい項目を選択してから、Apply to All Rowsボタンを押せば、セルの値が他の行の指定した項目にコピーされます。

頂点モードでは、頂点やShape Keysの座標値をローカルもしくはグローバルで表示・編集できます。たとえばYT-Tools for BlenderのWorkplaneと組み合わせて、作業平面上のXYZ座標値で頂点の値を同じ値に揃える使い方などができます。


エッジモードでは、クリースやスムースに加えて、エッジの長さを変更することも可能です。


オブジェクトモードでは、位置、スケール、回転などのトランスフォームや可視性などのオブジェクトに共通の属性に加え、カメラやライト固有の属性も編集することができます。また、オブジェクトモードではオブジェクトの名称も一括して編集することも可能で、Apply to All Rowsを使って他のオブジェクトに同じ名称を設定した場合、Blenderが自動的に同じ名称のオブジェクトに対して連番を付加します。


このツールはさまざまな用途に対応しながらバージョンアップを続けていこうと考えています。「こんなことができればこんな用途で使えそう」などのアイディアがありましたらこちらのフィードバックフォームからご意見を頂ければ嬉しいです。


2026年1月14日水曜日

YT-Tools for Blenderを使ったショート動画

YT-Tools for Blenderの紹介ビデオを作ってくれた平八郎屋さんがnoteYT-Tools for Blenderを使って制作したビデオを紹介してくれています。同じお題をModoを使って作った場合とBlenderを使って作った場合の両方のビデオをアップしてしてくれています。ModoユーザーがBlenderを使う場合、作業手順などの違いを比較するのに参考になります。YT-Toolsの開発のヒントにもなりそうです。


Modoでのスプーンモデリング

「YT-Tools for Blender」を使ったBlenderでのスプーンモデリング

2026年1月7日水曜日

YT-Tools for Blender紹介ビデオ

平八郎屋さんがYT-Tools for Blenderの紹介ビデオを作ってくれました。\(^^)/

このビデオでは、YT-Tools for Blenderの各機能を順番にわかりやすく説明されています。特にModoユーザーの方がBlenderに移行しやすいようにModoで行っていたワークフローをYT-Tools for Blenderを使ってBlenderでどうやって作業するかに重点を置かれています。流石ですね、非常にわかりやすいです。ありがとうございました。😊


また、以前にModo Japan Groupのサイトに置かれていたModoのチップスとチュートリアルビデオも平八郎屋さんのサイトでホスティングされています。ビデオだけでも600-700本ぐらいある膨大な資料です。今後、Modoを使い続けていくための貴重な資料ですね。ありがとうございます。





2026年1月3日土曜日

YT-Tools for Blender (External Clipboard その4)

明けましておめでとうございます。

YT-Tools for Blender v1.7.1で外部クリップボードの機能を少し改善し、下記のようなオプションを追加いたしました。

  • Replace Mesh
  • Replace Material
  • Import Transform 
Replace Meshは、ペースト先のメッシュオブジェクトにメッシュが存在する場合、それを削除してからクリップボードからメッシュをペーストします。基本的には手動で転送先を削除してからペーストするのと同じことを行っています。Blender上のメッシュを修正するためにModoに送ったメッシュを再度Blenderに戻すワークフローの場合はこれを有効にしておくと間違いがないです。

Replace Materialは、ペースト先にあるマテリアルをクリップボード上のマテリアルで上書きしたい場合のみ、有効にします。それ以外は同名のマテリアルがすでに存在していた場合、それを優先し、書き換えは行いません。マテリアル設定をBlenderで行うか、Modoで行うかによって設定が変わります。

Import Transformは、BlenderのオブジェクトもしくはModoのアイテムのトランスフォーム情報をNew Object from Clipboardで新しく作成するオブジェクトのトランスフォームデータに設定します。Modoの座標系はY-Up右手座標系、Blenderの座標系はZ-Up右手座標系ですので、座標系の変換を行っています。また、複数のオブジェクトを同時に転送する場合、オブジェクトの親子関係も同時に設定します。各メッシュオブジェクトの親子階層の間にEMPTYオブジェクト(ロケータアイテム)があった場合は、EMPTYオブジェクト(ロケータアイテム)を追加して対応しています。




また、メッシュのアトリビュート情報として、Hard Edge Markをサポートいたしました。ModoにはHARDEDGE頂点マップがありますので、BlenderのHard Edge Markは、このHARDEDGE頂点マップに変換されます。

2025年12月26日金曜日

YT-Tools for Blender (External Clipboard その3)

YT-Tools for Blender v1.7では、外部クリップボードも更新しています。以前は一つのアクティブメッシュのポリゴンだけがクリップボードにコピーされていましたが、v1.7では全ての選択されているメッシュオブジェクト(アイテム)が同時にすべてコピーされるように改良いたしました。クリップボードには、オブジェクトごとにメッシュ情報が保存されています。Pasteを実行すると現在アクティブになっているメッシュオブジェクトにクリップボードに保存されている全てのオブジェクトのメッシュが貼り付けられます。New Object from Clipboardを実行した場合は、クリップボードに保存されているオブジェクトごとに新しいメッシュオブジェクトが新しく作られ、個別にメッシュが読み込まれます。

また、せっかく汎用的な外部クリップボードの仕組みを作りましたので、LightWave Modelerで動作する外部クリップボードを作ってみました。20年ぶりにLightWaveのプラグインを作ってみましたが、なんとか動作するものを作ることができたみたいです\(^^)/。今回はPythonを使ってCommandSequenceクラスのプラグインを作ってみましたが、Modelerに関してはGlobal Service関数の使い方はそれほど変わっていないので安心しました。ただし、サーフェイスの扱いがノードベースになっていたので従来のLWTextureFuncsからUVマップやテクスチャ画像の情報を取り出すことができませんでした。また、使用できる環境がLightWave 2024だったので、サポートされているPythonのバージョンは2.7です。LightWave 2025では、Python 3.13になったようなので、新しいバージョンで動作するかどうかはまだ確認していません。

今回はなんとなくノリで作ってしまいましたが、LightWave版の外部クリップボードに対する需要があるかどうかノーアイディアです。もし需要があるようでしたら、Layout版の開発なども考えてみたいと思います。リクエストなどフィードバックはこちらのフォームからお願いいたします。



久しぶりにLightWave 3Dを触っていてVertex PaintのAboutメニューをクリックしたら、いまだに "Vertex Paint v3.5.6 ((c) 1998-2005 D-STORM, Inc. by Yoshiaki Tazaki"という表記がでてきてびっくりしました🤭。BandSawやEPSF Loaderなど昔作ったツールがまだ残っているんですね。懐かしい。





YT-Tools for Blender (Absolute Scale)

YT-Tools for Blenderのv1.7を公開いたしました。今回のバージョンでは、日本のユーザーの方から頂いたリクエストに対応して絶対スケール(Absolute Scale)を実装いたしました。これは、実装は異なりますがModoの絶対スケール(Absolute Scale)と全く同じ使い方で対象となるメッシュを実寸値を入力してスケールするツールです。Modoではパネルを表示するタイプとインタラクティブにツールハンドルを使うタイプの絶対スケールがありますが、今回実装したのは前者のパネルタイプの絶対スケールです。選択した部分のポリゴンをGrabコマンドを使って読み込み、そのあとで変更後のサイズを入力して、メッシュのスケールを行います。

Grabして読み取るサイズは、選択ポリゴンのバウンディングボックスに基づいて計算されますが、Orient To Selectionを有効にすると方向性バウンディングボックスに基づいてサイズを計算します。

Uniform Scaleは、X/Y/Zの各軸方向のサイズが同じになるように均一にスケールが行われます。Explicit Scaleは、X/Y/Zの各軸方向を個別にスケールします。Reference Scaleは、Grabで使用した選択エレメントだけでなく、そのほかの非選択エレメントもスケールします。

Scale Centerは、スケールを行う際のピボット位置を指定します。Modoのオンラインユーザーガイドにもこのツールに関するページがありますので、そちらも参考にしてください。


また、これもリクエストからの実装で、3D画面描画の速度を視覚的に表示するFPSゲージも実装しています。




2025年12月20日土曜日

YT-Tools for Blender (External Clipboard その2)

YT-Tools for Blenderのv1.6.2とModo Clipboardのv1.0.2を公開いたしました。外部クリップボードの機能を公開した後でユーザーの方から頂いたフィードバックを元にバグ修正と機能追加を行いました。下記のような改善を行っています。

  • 転送速度を改善するためできるだけ無駄なエッジ情報をできるだけ出力しないように変更
  • 選択セットのサポート
  • 頂点カラーのサポート
  • UVシームマークのサポート
選択セットは、Modoの頂点、エッジ、ポリゴンの選択セットをYT-Tools for Blenderに実装したSelection Setと双方向に変換しています。頂点カラーはModoのRGB、RGBAをBlenderのColor Attributesと双方向に変換しています。BlenderのColor Attributesは、PointとFace Cornerのドメインの両方をコピーしていますが、Modoからの出力は全てFace CornerのRGBAデータに変換されます。UVのエッジシームは、"_Seam"という名称のUV Seamマップに変換しています。



Modo ClipboardYT-Tools for Blenderに関するバグやご要望がありましたらこちらのフォームからお願いいたします。