2012年3月3日土曜日

modo 601: セルシェーディング

modo 601で、セルシェーディング、セルエッジシェーディングの機能も強化されています。modo 501では、RenderOutputFinal Colorの設定として、サーフェイスの境界に対して稜線を書くことができました。modo 601では、このRenderOutputのContour Colorに関しても機能強化が行われていますが、これとは別に新しくCel MaterialCel Edge Materialが追加され、シェーダツリーからマテリアルとしてセルシェーディングとセルエッジシェーディングを設定することができるようになりました。

下記は簡単な設定方法の解説ビデオです。





オープンフォーラムでは、xtrm3dさんが早速セルエッジシェーディングを使ったテストを披露してくれています。



Luxology TVでは、本日Bradさんがセルエッジシェーダを使いこなすためのトレーニングビデオ Working with Cel Edgesを公開していますので、セルシェーダ、セルエッジシェーディングに興味のある方は是非ごらんになってください。

また、日本のクリエータの方からのセルシェーディングに関する、ご意見、ご要望も歓迎いたします。セルシェーディングに関して追加して欲しい機能などがありましたら、今後の開発にフィードバックさせていただきます。



7 件のコメント:

  1. セルシェーディング世界一はPencil+です
    http://www.psoft.co.jp/jp/product/pencil/
    これと同等でなければ評価されないし、所詮お遊びと笑われます
    本気で取り組むなら、Pencil+を徹底研究すべきです
    このレベルまでいけないのであれば、セルシェーディングを売りにするのはやめた方がいい
    modoにセルシェーディングがなくても誰も困らないと思う
    後出しをするからには、最高レベルで勝負して欲しい

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  2. むりむりさん、ご意見と情報ありがとうございます。このブログでセルシェーディングの機能を紹介してから、日本のアニメプロダクションの方々からフィードバックをいただきました。先日も詳しくお話を伺う機会があり、Pencil+を始めアニメプロダクションの現場で必要な機能を詳しく解説していただきました。Pencil+、確かに凄いツールですね。勉強になります。

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  3. 田崎様

    2chのmodoスレッドから来ました。むりむりです。
    スレッドでも書き方が失礼だと怒られました。
    失礼な物言い、すみません。反省してします・・・

    modo601を買ってみて、とてもいいツールだと気に入っているのですが
    セルシェーディングに関してはまだまだだな〜と感じ、意見させていただきました。
    プロの方々からすでにフィードバックがあったようですが
    是非ともPencil+レベルの機能になって、modoがもっと様々な現場で使われるようになると
    1ユーザーとして、嬉しく思います。

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  4. むりむりさん、ありがとうございます。要望や不満がでるのは、modoに期待していただいている証拠だと思っておりますので、ご意見、フィードバックは歓迎いたします。今後ともよろしくお願いします。

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  5. それと補足ですが、modo 601のセルシェーダとセルエッジシェーダは、SDKを使って作られており、SDKのサンプルにソースコードが公開されています。日本には優秀なプログラマの方がたくさんいらっしゃいますので、modoのSDKをもっと利用していただく方法も考えていこうと思っています。

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  6. 田崎様

    むりむりです。

    新機能の「Cel Edges Material」ですが
    前バージョンの輪郭線と違い、線幅が内側に広がっていくようです
    これをエッジの中心から両側に、または外側のみに線幅を広げる設定はありますでしょうか?
    Adobe Illustratorの線のように、inside、center、outsideが選択出来るとオブジェクトに線を食い込ませたくないときにありがたいのですが・・・

    もし現バージョンで無いようであれば、リクエストしたいと思います
    よろしくお願いいたします

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  7. Cel Edges Materialの線種に関しては、シェーダとして実装されているCel Edges MaterialよりもRenderOutputのContourの方が上記のような目的には適しているかもしれません。RenderOutputのContourはレンダリングバッファのマテリアル境界などから境界線を検出してからエッジを上書きするため線幅のコントロールができるのだと思います。Pencil+もエッジ関してはどうようなアプローチをしているようです。これに対してCel Edges Materialは、マテリアルレベルで境界線を制御するため、2D的なアプローチは行いにくいのだと思います。リクエストはベータサイトに提出しておきます。

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